質問と答

何か調べ物をするときなどに個人的に心がけていることは、「答」を探してはいけないということだ。探すべきは「答に結びつく筋道」にしている。なぜなら、「答」は「問」が変わると全く変わってしまうことが多いが、「筋道」の方は変わらないことが多いからである。つまり、筋道の方が応用範囲が広い。
でも仕事をしていると、「答」だけ聞かれることが多く、「筋道」まで含めて説明しようとしても聞こうとしない相手が多い。その結果、「ほとんど同じ質問を何度もされる」事態が起こる。これは著しく鬱陶しい。
というわけで、おそらく教育において重要な根本事項の一つは、「問の仕方、答の与え方」だと思った。・・・というか、これ、小学校で習った気がする(笑)