SDカードのノイズ

ソニー、“音質にこだわった”microSDカード ~技術面と品質管理からアプローチ - PC Watch
ソニー、音質にこだわったmicroSDXCカード。「ハイレゾウォークマンに最適」 - AV Watch

記事を見て「回路にノイズがのるとどうしようもなく音にノイズがのるのは分かるけど、気になるほど出ているのか?」「まぁWlakman ZX2ぐらいの製品だったら分かるのかな」という感想だったが、ブックマークコメントを見ると「ノイズのでかいSDカードがあってEMI対策で苦労した」みたいな機器開発まわりの発言が意外に多かったので、酷いものは酷いらしい。その手の意見はAV Watchの方に集中しているので、「AV Watchを見ているAV機器業界の人達」の実体験なのかもしれない(笑)


「ノイズ対策がなってない安物の機械の方がノイズの多寡はむしろはっきり分かるんじゃないか?」というコメントもあった(笑)

但し、コメントを信じるなら安物の機械には東芝当たりの普通のメモリで十分との話。



なお、コメントに「デジタル化とはなんだったのか?」というのが割とあったのだが、「君たちはD/Aコンバータなしでデジタルの音を聞くことが出来るのか?」が回答である。デジタル化って、保存と複製、流通の間の劣化がなくなるというものだよ。


あと、「ノートパソコンにヘッドフォンをつなぐと聞こえるホワイトノイズ」「稼働状態でノイズが変わる」というのは、「ノイズが聞こえるのは設計が悪い」のである。私も「そんな物だ」と思っていたのだが、普及価格帯のVAIOを買ったらノイズなんて聞こえてこなかった…


メモリースティックの自体には問題を感じたことがない」というコメントがあったのだが、ライセンス的にメモリースティックを作れるメーカーは限られていたので、ちゃんとした製品しか無かったというだけかもしれない。あるいは、電磁放出レベルが規格で制限されていたのかも…


「全部内蔵メモリーにすればいい」というのは、そもそもZX1がその仕様だったよね…多分「それでは足りない」ということになったのだろう。曲のデータのサイズもハイレゾデータが基本だからとてもでっかいのだ。


「そんな事でノイズが変わるのは設計が悪い」という意見は、「設計でどうにかなるならマニアが最終的に外付けDACに走ったりしない」ということだろう。たぶん、影響を減らす工夫をした上で残った影響をどうするかという話だろう。…つまり、ZXじゃなくFとかAを買う客層の私にはほぼ関係ないのだが。