支持する人がいない人が選挙に行くべき理由

今回の投票率はざっくり70%でした。

大抵の感想では「投票率は高かった」といわれます。



ところが、投票していない30%が全員投票に行って無効票を投じると、「全体の30%は無効票だった。大変なことだ。政治不信が際だっている。」という事になるでしょう。



つまり、選挙をマーケティングと考えると、投票に行かない人は「予想顧客でない、マーケティング対象ではない」というレベルになっているわけです。大抵において「最初からいない」のと同じにされてしまいます。

大抵の候補者は「新しい予想顧客を開拓しよう」*1なんて考えてはいません。「既存の予想顧客のニーズに合わせて売上げ(得票率)を上げよう」と考えています。*2

自分達が不満を持っていると言うことをちゃんと表明するには白票でも投票することが必要というわけです。


この辺も参考に。
電子投票 - 泥府湾日誌

*1:デパートで考えると、デパートに来る客を客層から考え直して増やそう、とか考えること。野心的なデパートしかやりませんね。メンズ館を作って需要開拓を図るみたいなこと。

*2:まぁ、政治家じゃなく政治屋って奴ですか。選挙にはこなくていい、といってひんしゅくを買った人もいました。