けんけんがくがく
世の中にある熟語は「かんかんがくがく(侃々諤々)」と「けんけんごうごう(喧々囂々)」の二つであるが、なぜかそれが混ざった「けんけんがくがく」という音が使われる事があまりに多い。*1
ちなみに両者とも繰り返しは強調の為なので、「侃諤」「喧囂」という重ねない言葉もあるそうだ。侃諤は割と使われるらしいが、喧囂はあまり聞かない。
ちなみに、関西圏の人にとって「かんがく」というと関西学院大学の事である(笑)
「けんごう」は普通「剣豪」と取られるだろう。
これらの事実を考え合わせて、新しい「けんけんがくがく」を考えてみた。
- けんけんがくがく(見々学々)
- 議論に参加している人達が、様子見ばかりして全く発言しないさまを指していう言葉。見学とも。「―の参加者」
ついでに思いついた
- 当を射た発言
- 鋭い反論をした相手を完膚無きまでに叩き伏せる発言の事
- 的を得た発言
- 議論の対象に上がらないよう、その対象を議論から外してしまう発言の事
*1:ちなみに、たいていは「無駄にうるさい」という場面ででてくるので、けんけんごうごうの方の誤用と思われる。