高校統廃合
なんか騒がれているのが「通学時間」ばかりの応酬になっているんだが、本当はそれは勢いというかその場の考えで指摘したものであって本質は「自分の母校が潰れるのは悲しい」とか「校風が違う」とかなのだと思う。
そもそも、Wikipediaの記述を信じるなら大阪に公立学校は179校。地図上にプロットされた位置を見ても密度がかなり高く、豪快に半分とか三分の一に減らしたとしても通学時間自体はたいしたことがなさそうに見える。(明らかな山間部にあるものは例外。)
地図を拡大すると府立高校と私立高校が道を挟んで向かい合っている*1とかあるんですけど…。これでどっちかが定員割れなら怒るな。これは二重行政でなければありえない事態だわ。いくら何でも普通は建てない。
http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/fut573/20120131/1327972083
のコメントで「数年前から府立高校の統廃合が進んで定員割れはなくなってきていた*2が、私学助成強化でまた増えてきた」とあるので、自分が手をつけれる範囲ではすでに統廃合はしていたということなのか。だとするとむしろ「二重行政の解消」として市立高校の統廃合が進みそうなのだが、新聞記事は「府立」になっているなぁ。
この指摘が適切で、もう統廃合は進めていてすでに効果が出ていたのだとしたら、むしろ私学助成をやめたら?と言う気もするが。むしろ方針として私学が好きなのか?
とはいえ、私学も含めて結局統廃合は必要か。子供が増えない限り。まだ減るだろうし。