エスカレーター事故

事故が起こった原因がよく分かりました。

エスカレータの設計基準を示した建築基準法施行令第129条には,エスカレータの踏段(ステップ)の積載加重という基準が定められていますが,その数字から計算すると,踏段1枚当たりに乗れる人数が大人約1.5人なのです〔ここで話題にしているエスカレータは,踏段の幅が約1000mmの広幅(通称2人乗り)タイプで,約600mmの狭幅(通称1人乗り)タイプではありません〕。

http://techon.nikkeibp.co.jp/article/TOPCOL/20080918/158206/

つまりこれはエレベーターを作った会社の責任ではなく、そもそも国の基準が問題ということでしょうね。

もちろん、メーカーも安全に配慮してもっとゆとりのある設計にするべきでしょうが、今の景気と社会状況で「基準の33%増以上で設計」するなんて事は許されないでしょうから…

とすると、最近になって事故が報告されるようになったのは、コスト圧力で基準いっぱいの製品が作られるようになったということでしょうか。寒い時代になったものです(笑)