金価格

今のところ850±15ドル/オンスぐらいでうろうろしている様子。

16日に、ホワイトハウスの「株価下落防止委員会」(Working Group on Financial Markets)が開かれ、株価上昇のトリックが開始された。株先物売り規制が強化され、株安を止めた。NY金市場では証拠金が47%も引き上げられ、株から金への流れを抑制した。

銀行破綻から米国債破綻へ?

金の証拠金引き上げは知らなかった…
でも、金ETF残高とか長期指標には関係しない規制か。

エルサレム・ポスト」には、イスラエルの新聞らしく、米金融危機を「世界的なハルマゲドン(Global Agenda: Armageddon!)」と呼ぶ、以下のような内容の記事を、9月18日に掲載された。「すでに、世界の金融システムの崩壊が進行中だ」「銀行の数でいうと、今ある(世界の)銀行の大半が潰れるだろう(中小銀行は無数にある)」「1930年代のように、非常に多くの企業が倒産する」「2週間前には専門家でも想像もつかなかったことが起きている」「昨夏以来、米当局は金融危機に対する総合的な対策を持たないまま、後ろ向きの、場当たりな対策ばかり続けた。その結果、米金融界での信用は急速に失われ、AIGの破綻で決定的な瞬間を迎えた」「米国債も安心できないとなると、もう金ぐらいしか投資先がない。スイスフランも、ユーロも駄目だ」

(同上)

ユーロも道連れか…


「場当たり的な対策」については記事内に色々書いてあります。
すごい勢いで国の金を投入しているのだが、全く根本的な解決になっていない。


ベンチャーおかげで日本は時価総額経営に対する疑いの目を早くに持つことが出来ました(笑)が、あれってはっきり言って意味のない数字なんですよね。その金を使えるわけではないし。単なる経済的錬金術…というと錬金術に失礼なので、詐術。(上昇率が人気投票だったりすることはありますが、その「額」に意味はあまりない。)

まぁ、アメリカでは不動産価格の下落が大変で、不動産資産まで意味のない数値になりそうなんですが。