ソフトバンクの接続料

はてなブックマーク - 日本の携帯を高くしている真犯人は
内容自体より、グラフの書き方が叩かれているらしい(笑)。たしかに、あのグラフでは意味がない。
一応、検索して調べたDoCoMoauの接続料/秒を60倍してみたが、ここに書いてある数値よりちょっと低くなる。私が計算したのは「市内通話」と思われる料金なので、あの数値は市内・市外を合わせた「実績値」なのかもしれない。

ちなみに、ソフトバンクの接続料は不明。というか、「他の二社は法律でデータの開示を義務づけられている」ので調べられるわけですが、ソフトバンクは適用外。なぜなら「シェアが低いから」。折りにつけて不公平不公平というなら、自分の約款も公開した方が公平なのですが。


まぁ、そんな細かい話よりも、個人的にはソフトバンクの財務体質を信用していないので使いたくありません。「戦略的価格設定」の実務的根拠がいつも不安だし、いま絶賛袋叩き中の「証券化」を日本で有名にしたのはソフトバンクですから(笑)

ちなみに、「サブプライムローン証券」に関する裁判では、証券の保持者に実際の家に対する債権が存在するのかどうかが微妙な判決がアメリカで出ているそうですから、この手の「証券化商品」については注意が必要かもしれません。最悪の場合、その証券には何の価値もないということになることがあります。証券は実体があるものについて発行されている、といっても結局信用商品は信用商品です。
そもそも「証券化メソッド」の手順自体が「かなり詐欺くさい」ものですので、個人的には何も信用していませんでしたが。*1

*1:かつて不動産証券化手法の記事を読んだときには、一体どこの詐欺の手口かと思いました・・・。なにしろ、途中で「ケイマン島ペーパーカンパニーをたてる」とか出てきたので。すいませんがペーパーカンパニーと分かっている会社が発行した証券なんてとても買えません。最近はもっと違う手法で証券化されたりするようですが、どんな仕組みを使っているのでしょうね。