事象の観測

ある期間内に事象Aがただ一度生起する確率がpであるとするとき、その事象が期間内に生起する確率の分布を「確率pで当たりになる抽選券が一枚必ず入っているくじ引きの箱からくじをひいて、最終的に抽選券が当たりである」というモデルを使って考えてもいい。

このモデルにすると、合計の発生確率「確率p」で、どの試行でも同じ確率で発生するという条件を綺麗に満たすことができる。


だが、大きな問題があった。


「最終的に当たったかどうか」しか分からない場合、「観測した外れたという事象がどちらであったか?抽選券を引かなかったのか、抽選券が外れたのか?」を知ることができないのだ…


従って、やはりこのモデルでも条件付き確率は簡単には求まらない。

結局、モデルにするには「確率が1になるまで幅を広げてから、途中でやめると考える」しかないのか。モデルとしてなんかおかしいのだが。ただ、確率としてはごく普通になる。
と思っていたが、飯を食べながらチラシの裏に図を書いていたら、きれいに場合分けできて検算も出来た。やっぱり手を動かさないと駄目だわ(笑)。だが、条件付き確率がさらに別条件で二つに分かれるって無駄に面倒だ。