「まだ世界がおしまいになった訳じゃない」

中高の頃、よく読んでいた小林弘利の小説(今の分類でいうと、たぶんラノベだなぁ)でしょっちゅう引用されていた台詞。元ネタはスヌーピー(というか、原題のピーナッツ)のライナスの台詞らしい。


物事がうまくいっていないとき、困難な状況にいるときには絶望してしまいそうになるが、「まだ世界がおしまいになった訳じゃない」という一歩引いた視点を保ち続けていれば、絶望しないでいられるという使い方がされていた。


被災地に「ニュース以外の放送が必要」と思うのもそういう気分。「まだ世界がおしまいになった訳じゃない」、今を乗り切ればきっとどうにかなる、という感覚をなくさないことも必要なのではないかと思う。



とくに、地上波デジタルは「サブチャンネル」が使えるのだから、とびっきり平和で当たり障りのない、幸福すぎて涙が出るような物語でも流しておくといいのではないかと思ってしまった。クラッシックの演奏ビデオとか、名所景勝地のビデオとかでも、動物映像でも何でも。