CS5 design premium

CS5を適切に運用するためのスペックってどのようなものなのかと相談される。

ちなみに、Adobeの公式サイトには「必須」のスペックが書かれているのみである。…いや、このスペックで動かすっていうのは本気でしょうか?


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メモリ1GBって…絶対無理だろう。



とりあえず、ワークステーションレベルは必要だと思うんだが…って事でDellの最下級ワークステーションを見てみた。Dell Precision T1500。

…この最下級ワークステーション、ゲーム用パソコンにスペックで負けそうだ。グラフィックボードが一枚しか刺さらないし。いや、「グラフィックボードを二枚差すゲームマシンはその時点で比較の対象にしてはいけない」気もする(笑)

しかし、使っているチップセットも「メインストリーム向け」に分類されているもので、その辺も微妙。せめてパフォーマンス向けのものを使ってくれ(笑) あるいは、出した頃には「パフォーマンス向け」のランクだった古い製品かもしれないが。

インテル・チップセット製品

次のレベルからは普通にワークステーションな感じがしてくる。メモリがECCだったりするあたりも。今度は部品が高くて泣けてくるけど。



で、HPのワークステーションを見ると、久方ぶりに見たZ800が未だに異彩を放っている。最大メモリ容量192GBとか異常としかいいようがない。HPの他の機種と比べても、明らかにスペックが違う。

そういえば、一枚で16GBあるメモリって、発売されたんだろうか。前に見たときには「まだ存在しないので最大の192GBメモリは構成としては存在しません」って書かれていたが(笑)

…と思って、製品のカスタマイズページで確認すると、今回は192GBの構成が選択できた。このオプションだけで、「5,518,800円」値段が上がる(笑)。ちなみに、桁は間違っていない。大容量メモリ搭載モデル、OS無しの基本構成からメモリを最大にすると、大体「600万円」になる。Windows7搭載モデルではメモリが128GBまでしか選択できず、「400万」ぐらいになる。

Windows: 物理メモリを信じれば、Windows7 64bitも192GBまで認識するとされているのだが、なぜか最大は選択できなかった。



「商業レベルで3DCG劇場作品を作るぜ!」とか別次元の世界ではあり得るスペックなんだろうか…いや、たぶんないな(笑)