ウォール街 - 泥府湾日誌

どうしてそんな「高額の報酬」があり得たかというと、「レバレッジ効かして、謎の金融商品を作り出して、実態のない儲けを数字の上だけでたたき出していたから」というのがリーマンショックの教訓だったと思うのだが。

そんなものはやっぱりあり得なくって、銀行家は昔ながらの堅い商売をやっていきましょう、という流れになりつつあるはずなのに何で給料だけ「リーマンショック前」を要求するのか訳が分からない。そんな給料を出すだけの価値がある「儲けを出す人間」が今の金融業界に存在し得るのかどうかが甚だ疑問なのだが。