デジタルなAV機器

はてなブックマーク - HDMI接続で音質が変わる理由と対策 HDMIの映像/音声の品位を決めるものは? - 本田雅一のAV Trends

なんだか、AV系の「○○によって音が変わる」という話があると脊髄反射的に「オカルトだ」と言い出す例がネットでは多いようだ。

最近だと他に「高精度のCD盤」の話とか。


あの手の処理は「リアルタイムに間に合わせる」という金科玉条の前に「間に合わなかったらとにかくごまかしても間に合わせる、それも無理ならデータを捨てる」とかやっているのでノイズとかが信号にのるとそれだけで(処理しきれずに)音が変わったりするものだと理解するのが正しいと思うのだが。

デジタル化されているんだからノイズがのっても…と思う人はSCSI規格のディファレンシャルが何故導入されたかとか考えるといいだろう。(これには電圧のふらつきという問題とかも関係すると思う。)要は、電気信号としてデジタルデータを送る為には定格通りに電圧を維持してくれる電源が必須で、ここのところに問題があると出来上がったデジタル信号自体が間違ったものになる(誤読されるものになる)し、ノイズがのるとデジタル信号の内容も変わる。エラー訂正といっても限界がある。