non greedy = ものぐさ?

秀丸エディタ正規表現取り扱いがずいぶん前に拡張されたのは知っていたが、そのヘルプを見たのは初めてだった。
で、「正規表現のものぐさ指定」というのを見てちょっと笑った。
パターン一致を取るとき、「条件を満たす最大のもの」をとるか「条件を満たす最低のもの」を取るかを選ぶのがgreedyとnon greedyだと思うのだが*1、この「non greedy」の訳語が「ものぐさ」だった。
greedはあんまりいい意味の言葉じゃないはずだから、non greedyは逆によい意味の言葉のはずで「慎ましい」とかを当てるのが正しいと思うが、そこをあえて「ものぐさ」としたのはネタか(笑)
ちなみに、文章処理だと「non greedy」な考え方の方が適切であることが多いので、その形で指定した方が「ものぐさ」出来ます(笑)
『カギ括弧の間の文字を取る』という処理を書こうとしても、greedyだと「閉じ括弧を飛び越えてさらに次のカギ括弧の終わりまで」取ってしまうようなことになるので、条件を複雑に指定しなければならないからです。その点、non greedyだとそんなことがありませんからものぐさ出来ます。

*1:正確な用語は忘れた。SEDあたりの勉強をしたときに見た。