シュレッダー

シュレッダーというと短冊状に切断するものが普通だが、あれは繊維が切断されて古紙再生できないものらしい。機密文書などをリサイクルするにはまとめて溶解処理したりするのだが、リサイクルに出すまでの保存が面倒だ。その中間というのがないかと考えた。
要は繊維を切らなければいいのだから、紙を引きちぎればいいのではないかと思ったが・・・やはりそれぐらいのことを考えた人は世の中にたくさんいる様子。検索してみると製品が見つかった。
http://www.fujixerox.co.jp/company/technical/trust_eco/index.html
製品情報からたどろうとすると、ゼロックス社のシュレッダーは一機種しかなく、ホームページでは見つけにくい。なにしろ、「プロジェクター」と一緒に表示されるぐらいだ。何の関係もないぞ(笑)
しかし、標準のリサイクルプロセスではトイレットペーパーになってしまう模様。
シュレッダーに投入される紙といったら通常OA用紙だから、再生してもノートぐらいには出来そうな気がするのだが。*1
さらに調べると、コピー用紙からコピー用紙を再生するというのは製紙会社がやっているらしい。多分、こちらは「回収の基準がはるかに厳しい」のであろう。というか、多分溶解のみでやはりシュレッダークズからは無理なのかも。

*1:まぁ、トイレットペーパーは純パルプ製が多いような気もするので、十分意味がありそうだが。