Googleのproject glass

速報:Google、メガネ型端末 Project Glass を発表。公開テストを開始。 - Engadget 日本版
Google、電脳メガネプロジェクト「Project Glass」を発表(動画あり) - ITmedia NEWS
Expired
米Google、ARメガネ計画「Project Glass」のプロトタイプを発表 -INTERNET Watch Watch


これらの記事に対するネット上の感想を見て思ったのは「いや、HMD自体は全然新しくないから。その辺は既に完成されている技術であって、日常生活に組み込もうっていうのが新しいところだから。」ということ。


ブラザー、HMD「エアスカウター」を事業化 - AV Watch

この辺を見れば「ブラザー製のエアスカウターNECウェアラブルコンピューターの新しい表示装置として採用された」という記事である事が分かる。

エアスカウターは網膜投影型のディスプレイで、今回公開されている試作品で使われているのと同列のもの。
この時点で「NECウェアラブルコンピューターは既にモデルチェンジが行われるような段階にある」ということが分かる。網膜投影型ディスプレイも、既に実用品である。



海外で昔からHMDを売っていたのはどこだったのかと思って探してみると、どうもVuzixらしい。

Vuzix、AR対応の透過式サングラス型ディスプレイを製品化 - Engadget 日本版

これは透過式だが、網膜投影型も作っていたような。(別の会社だったか?)

MicroOptical社だったらしい。画像検索すると、見覚えのあるものがある。



ちなみに、試作機のディスプレイについてはなぜか「透過型」という記述ばかりで「網膜投影型」(あるいは「網膜走査ディスプレイ」)という記述はない。試作機の写真と表示の例から考えると、網膜投影型ということになるのだが。(ディスプレイの機械的サイズが小さいにもかかわらず、表示が視界全体に存在している。)




通常、透過型というのはEPSONのBT-100のようなものをいうと思うのだが。