被曝上限 - 泥府湾日誌

厚生労働省が計画しているのは「セシウム」の許容度を下げることなのになぜ核種を指定せずに下げる？
「厳しくとった」値を無計画に厳しくしていったら、そのうち自然放射能のレベルを下回るぞ。質の悪い伝言ゲームみたいだ。

体重60kgの人体で、カリウム40で4000ベクレル、炭素14で2500ベクレル、の天然の放射能があると言われている。
被曝 - Wikipedia

というウィキペディアの記述を信じれば、この二核種だけでキロ当たり100ベクレル以上あるので、すでに基準は自然放射能を下回っている。*1

そもそも牛乳等の値は子供や乳幼児を念頭に決めたもので、そこから医学的根拠等を考えずに無計画に下げるのは単なる「事なかれ主義」「責任回避」としか思えない。*2

記事がいいかげんで、「人工核種」についての基準であれば別だが。普通に考えれば、「セシウムについて」の制限かもしれない。厚労省はセシウムについてしか基準を出していないらしいし。

それにしても、そんなレベルの放射能を検出できる検出器って、一台一千万円クラスじゃないか？核種の判断が出来るものは更に…と思ったが、そんな高性能な検出器なら最初から核種も判別できるな。

結局撤回されているな

*1:リンク先を見るに正しそう。

*2:これは厚労省側の基準が変わるはずということなのか？