ICTリテラシー - 泥府湾日誌

どうやら、昨今では「IT」ではなく「ICT」という言葉を使う方がトレンドらしいので、「IT=それ」というネタも使えなくなってきているらしい…

まぁはっきり言って、「暗号化されていない無線通信の内容なんて意図しなくても収集できてしまうものだ」と思う。受信した内容をそのまま記録してあとで処理しようとかいうずぼらなプログラミングでもやったのではなかろうか。

結局のところ、一般の人に「そういうものなんだ」というリテラシーが欠如しているんだと思うのだが。

ちなみにこれが「SSIDによる位置確認という手法自体を無効にするか」というとそれは全く関係ないはず。ただし、セキュリティーに気をつけている人は往々にしてSSIDを発信することすらしていない*1と思うので、そういう人ばかりになると使えなくなる。

ちなみに補足しておくと、「SSIDをANYに対して発信していること」と「通信を暗号化していること」は全く関係ありません。念のため。

ちなみに、電子メールの送信プロトコルも、通信経路の途中にいる人にとってみれば「意図しなくても見えてしまうようなもの」だったりする。

メール本文どころか、POPパスワードも暗号化されずに送信されているし。

暗号化されていないWi-Fi通信で機密の入った電子メールを送信する…とか考えられないことをしてしまう人が良そうなぐらい、世のリテラシーは低そうな気がする。

*1:たぶん、通信発生時には捕捉できるかな？その辺はちゃんと勉強していないので分からない。