グリーン革命 in イラン

イランで大統領選に伴って「投票に不正があった」というデモや抗議活動が…というニュースを「へぇー」という感じで聞いていたのだが、この反体制側にたいして西側の支援が異常に大きいというのを聞いて「なんだかきな臭いなぁ」と思った。


で、WiredVisionの記事のさわりで「グリーン革命」と呼ばれる…という文言を初めて見て、更にきな臭いなぁと思った。

http://wiredvision.jp/news/200906/2009062322.html(内容はイラン政府のネットワーク検疫体制について。)


シンボルカラーを決めて選挙活動をして、選挙が開票されて負けていたら今度は投票に不正があったといって騒ぎ出す…というのは東欧のカラフル革命シリーズ(オレンジ革命とか)とパターンが酷似しすぎている訳ですが。ちゃんとした市民運動なら良いんですけどね。

有権者数より投票者数が多い、といってもどっちの陣営の仕業かは分からないわけですから。

ちなみに「選挙に不正があったから」といって単純にもう一度選挙をすればいい、というものでもないのが難しいところ。反体制側は「体制側が不正をした」という世論を作り出すことには成功しているわけで、今再投票すると《不正をしたのが真実どちらであっても》勝つのは反体制側。するなら「不正の犯人を追及する」ことか。