セーフティーネット

http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/ca/51/
という記事をみたとき、なぜ「セーフティーネットの整備が国にとって重要なのか」がよく分かった。


この記事自体は「我々個人が準備しておくべき金額は結構多い」というべったり個人向けの記事なのだが、これを社会全体の問題としてみると「それだけの金額が退蔵されている」という事になる。

「仕事をクビになっても、贅沢をしなければ次の仕事が見つかるまでどうにかなる」という事になればこの金額は大きく圧縮されるわけで、その分経済人が大好きな「市場の流動性*1」が増加する事になるわけだ。

「日本人は貯蓄好き」なのではなく「単にまさかの時に助けてもらえないので自衛している」だけなのかもしれない…

*1:個人的にはさして好きでもない(笑)