絶体絶命都市3[PSP]

災害部分の描写の現実味に力を入れた、というので買ってみた。

まぁ、そういう部分とか筋立てとは別に…ちゃんとテストプレイして意見をとったのかと思うところがいくつかあってストレスのたまるゲームだ。


所々に一秒どころかもっと厳しい時間が問題になっていそうなイベントがあるのだが…演出部分を見せたいのか、その途中でカメラワークが切り替えられたりするのだ。ちょっと方向がずれるとルートを外れて濁流の中に飛び込んでしまったりするシーンなのに、そんな慌ただしいシーンでそんなことをしたらユーザーがどれだけいらつくか、テストしてみれば分かるはずだが…*1
せめて元のカメラ位置に戻してくれればそこまでいらつかないだろうに。

その上、そんな慌ただしいシーンの途中に、ゲームの進行には何の関係もないおまけのアイテムが転がっていたりする(それも複数…)のは、かなりの意地の悪さである。


で、ゲームオーバーになるとそのシーンの頭あたりからやり直すのだが、わざわざ死ぬように作られているイベントで死んだときでも、やり直すのはなぜかそのイベントの頭に入っているイベント演出のシーンから。連続で死ぬように設計されているはずなのに、なぜかいちいち同じ小芝居を何度も見せられる。これははっきり言って、嫌がらせ以外の何者にも感じられない。しかも、「なぜかは位置されているいらないアイテム」のせいで何度もゲームオーバーにされた日には、ブログに文句も書きたくなるというものだ(笑)

テストしているなら「アクションシーンの頭からやり直し」にする方がいいというのが誰にでも分かりそうなのだが…

*1:通常のシーンでも突然カメラワークが調整されたせいで転落死したりすることもあるのだが、これはまぁ意味もなく走って移動してしまう私のせいだと割り切ることができる。