グルジア
ロシアがやけに素直に停戦に調印したと思ったら、文書に期限がないことから当然のように遅延戦術に出ているようですね。
サーカシビリがロシアの演習に釣られた・・・という話が本当なら、この遅延でサーカシビリがしびれを切らして軍を動かしてしまうことや、逆にサーカシビリが軍を動かさないことで国民が暴動を起こすことを狙っているのかもしれません。(暴動はすでに一度あったとかいう話も?)
報道でロシアの緩衝地帯設置(当然南オセチアの外側に)を「文書の隙を突いて」と表現しているのを見るたびに、「追加的な安全措置」という明白な文言のどこが「隙」なんだと思う今日この頃。
これを「隙」とかいっているようでは、人生で詐欺に何度かかるか分からないのでは(笑)
むしろ、グルジア軍が自治州を攻撃したのを契機に、ロシアがここぞとばかりに反撃し、グルジアに侵攻したという見方の方が正しいように思う。
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/column/tahara/080821_72nd/
個人的には「あそこで殴られたら大規模反撃はロシアとして唯一の選択肢だろう」と思ったけど。でも、「ここぞとばかりにやった」のは事実だろうなぁ。
アメリカ人というのは、アメリカが何でも主導権を取らないと気がすまない。このグルジア問題でも、アメリカがロシアに対して出遅れたということが、アメリカ国民にとっても非常に大きな衝撃を与えた。
そして、こういうチャンスを待っていたネオコンが再び力を持ち始めたのである。
(同上)
この辺はtanakanews.comと同じ意見。
グルジアがNATOに参加するのは先になった、という読みも同じ。
はてなのページにある動画のリンクはほとんど押したことがありませんが、たまたまこんなものを発見。
YouTube
これは米に乗せられたグルジアの惨敗に書いてあったニュースだろうか。
どちらかというと、大人が話し始めてから慌て出すように見える。
それ以前に「I can't imagine」を繰り返すキャスターがちょっと馬鹿っぽい。