電子投票

陰謀論系といわれる人だけでなく「電子投票・不正」でググるといくらでも記事が引っかかってくる電子投票ですが、私の身近にもやってくることになったらしい。
本来なら、「そんな信頼できないものは使えない」と当日棄権を宣言したいところではあるが、どうやら「棄権」も電子投票機で処理するようなので、「棄権」が「棄権」として処理される確証すらないようだ。*1
せめて「再開票を可能にするための記録システム」*2が完備されているのかどうかとか確かめる必要がある。・・・無かった場合、どうしようか。
電子投票法案をやっているご老人達は「ITを使った方が不正がしにくい」とかいう幻想を持っているのかもしれないが、当然「ITを使った方が不正はしやすい」のだ。大規模に、短時間で行える。それを防止するには「ITで操作できない媒体」が必要なのだ。
ついでに、制度として抜き打ちの「投票数えあわせ」をやらなければならない。

*1:投票所に行かない棄権は民主主義国の市民として負けた気がするので問題外。

*2:カリフォルニア州では不正対策としてプリントアウトでの同時記録を法制化