サインと印鑑

サインは本人以外がするとあとで本人でないことが分かるが、印鑑の方は印鑑さえ同じなら誰が押しても同じ。なのになぜ日本では印鑑の方が正規のものという文化なのかと考えてみて、これも本来「家」システムに属するものなのではないかと思い当たった。つまり、印鑑は家に属するので、「誰が押しても同じ」ことが重要なのだ。
だとすると今の実印システム(実印が個人に属する)は甚だ不合理ということになる。