アークサーブ

サーバ用のバックアップソフトとしては一般的なソフトらしい。
しかし、個人的には色々トラブルに遭遇することが多いソフトである。GUIがよく死ぬし。(実際の仕事はすべてサービスがやっているらしいが。)
GFSローテーションのバックアップ*1を操作している。「日」のテープは初期設定では「毎日変える」ことになっているのだが、うちのサーバについているオートローダでそんなことをするとテープの本数が足らなくなるので「日」のテープは一週間の間は追記していくように設定している。
GFSローテーションではテープの最低保存期間なども管理してくれるのだが・・・「日」を追記にしていると、バックアップスケジュールを変更するたびにこの保存の設定が狂ってしまう。厳密に言うと、「最低保存本数」が勝手にずれてしまうのである。*2気がつかないとテープが入っているのに「テープがないのでバックアップできない」というエラーが発生する。
テープの「保存期間」の計算方法もけっこう微妙らしく、予測に失敗して上書きされなくて止まっていたことも。
おまけに、オートローダが稼働中の扱いになるので、その状態ではテープを入れ替えることすらできず、中止を選択するしかない。この点は入れ替えを忘れてテープがあふれたときも結構困るのだが。「テープがない」というエラーを出しているのだから、テープドライブのコントロールを離してほしいものだ(笑)
結局、もっとも確実な運用法は「テープを入れ替えたら消去処理をする」というものだったりする。

*1:月・週・日の三段階でバックアップを管理する

*2:「(一週間のうち「日」単位のバックアップをする日数)-1」本に書き換えられてしまうようだが、この使用法の場合は一本、ないしは零本が正しいだろう。