ナルニア

会社がはねてから映画館へ。すぐ入れる回があったがあえて一時間後に。
ナルニアは人気があるのか2スクリーンかかっていて、そのうちの一つはそのコンプレックスでもっとも大きなスクリーン。どうせならそのスクリーンにしてみようということで一時間うろうろしていました。
あと、一時期売り切れになっていたパンフレットは再入荷していましたが、気のせいかインクの臭いがキツイ(笑)
まず、オープニングの田園風景が異常にきれいだった。
子供達を迎えにきた家政婦が子供達にいう「I'm afraid, so.(残念ながら、あなたたちを出迎えなければならない)」という台詞がいきなりキツイ。
ナルニアに入って冒頭の出会いのシーン、次の出会いのシーンの展開もジュブナイルとして完璧だった。それとルーシー役の児の英語の発音がかわいいのかこまっしゃくれているのか(笑)
・・・って、全編通してずっとこんな感じで見ていたような気がする。うーん、我ながらひねとるな。とにかく、勧善懲悪、バランスよく話が組み立てられているのは原作のおかげか?大学時代に原作の全巻セットを買っておいたような気がするがいい加減に読むか。惜しむらくは完全に「キリスト教圏向け」であることか(笑)
あと動物が大量に出てくるので何かその辺が微妙に和む。でも、戦闘でも騎馬兵の足元を豹に守らせたり、なんか確かにそうするだろうなぁ、という使われ方もしている。
個人的にもっとも格好よかったのは「狐」。*1
「失礼ながら、あなたに陛下と申し上げたのではありません。」
ただ。夜のシーンがけっこう暗かったのでDVDでは厳しいかも・・・

*1:そもそも狐は造形が好きだ(笑)