一太郎とランク

・・・と、アウトラインレベル。
以前から謎であったのだが、一太郎には「ランク」と「アウトラインレベル」が存在する。どちらも文書を階層化するための概念である。作業をしていると「ランクはなくなってアウトラインレベルに一本化されたのか」とか思ってしまうが、実はやっぱり両方独立に存在しているらしい。
ヘルプに「アウトライン編集画面でレベルを設定すると自動的にランクが設定される」と書いてあるということは、実は独立に変更できるということである。謎(笑)
アウトラインレベルは「章」とか「節」と関連する概念だから、考えようによってはそれとは別の階層分け、すなわち「上級者向け・初心者向け」とか「レッドクリアランス向け・ブルークリアランス向け」*1などという基準で「ランク」を使用出来るということであろうか。
個人的には「ランクが元からの一太郎の機能、アウトラインレベルはワードとの互換性で追加された」というのが実際かと思うが(笑)しかも、いつの間にか「アウトラインレベル」が主になっていてランクが忘れられているという顛末ではないかと。
・・・あ、ランクの表示をいったん有効にしてしまうと「無効に戻す方法が見つからない」。文書(より厳密にはシート)単位での問題らしいが。やっぱり「かなり忘れられている機能」なのだろうか。まぁずっと表示されているサイドの数字をきっぱりと無視すれば問題ないのだが。

*1:市民、あなたのセキュリティーリアランスは何色ですか?