Amazon EC2

Red Hat Enterprise Linuxのサーバーを調達しなければならなくなって、色々と探した。

まぁふつうに日本のレンタルサーバーを探していたわけだが、一通り探し終わったあとでふと、画面に貼られた付箋*1が目についた。

Amazon EC2RHELインスタンスの価格を調べる」

…完全に記憶から消えていた。たまには役に立つな、付箋。



で、調べてみると、結構実用的な範囲でサーバーを確保できそうな気がしてくる価格帯である。
一番の問題点は、「確保する時点で費用が決まらないこと」なのだが、「30日間、24時間稼働しっぱなし」として計算しても通常のVPS*2と大差なかったり安かったりする範囲に収まる。実際にはこれより遙かに安くつくと想像されるので、かなりの競争力。*3


まぁ問題点として、サーバーの他にデータ保存領域を別途確保しなければならないらしい*4ということなどがあるが、それを入れても問題ないぐらい安い。*5



とはいえ、普通のサーバーのように取り扱うためにはそれなりの熟練が必要な気がする。あと、為替相場が安定しないので、ドル建てなのもマイナス(笑)

また、通信量による課金がどの程度になるのか読みにくい。そういう思考法をしていないのが原因だが。



Amazon EC2を使ってみる」ことを主題とするなら使ってみてもいい、という所か。

*1:Windows7標準アクセサリ

*2:仮想専用サーバ

*3:ちなみに、計算してみるとこの条件下ではReservedオプションはかなり効く感じ。当たり前だが。

*4:EC2は純然たる実行環境であって、基本的に揮発性らしい。

*5:そもそも、通常のVPSのファイル容量は20GBから60GB程度なのだが、Amazonの単価は$0.11/GB*Monthなのでなにやら為替変動で消えていきそうな額の気がする。