手裏剣

JustSystemのShuriken2007をインストール。いくつかのレビューに書かれていたとおり、なんだか起動が軽い。
プロバイダのメールボックスには既読のメールも貯めたままなので、トライアル中は古いメールの移行をする必要もない。しかし、Yahooメールを受信すると700超のメールがあって大変だった。まぁimpress watchとかが届いているからだが。
複数のメールアカウントを設定して起動時にメール受信を行わせる場合、Thunderbirdが全てのアカウントの受信を一度に行うのに対して、 Shurikenは一つずつ受信している。じつのところ、ウィルス対策ソフトの処理待ちで「書き込み権限エラー」が発生することがあったので、この点も Shurikenの動作の方が都合が良い。
キーバインドも設定ツールがついているので結構簡単に変更できる。(ただ、ツールないでの機能のグループ分けが微妙だった。)
しかしなんといっても独特なのはToDo管理機能。簡易スケジューラかと思っていたら、全然違った。メールに「要返信」ラベルをつけたりするのはよくあることだが、ShurikenのToDo機能はこの「要返信」ラベルに「期日」を設定し、期日を過ぎるとアラートを出す、といったような機能だった。実用になるか否かは運用次第だが、早速ToDoに二件ほど登録される状態になったので、利用頻度としてはかなり高いものではないかと思った。
但し、 HTMLメールの表示については割と弱いようで、iTunesストアから届いたメールは正常に表示できなかった。「ツールを起動」という表示モードがあるので、これを使ってwebブラウザに送るしかないこともある。まぁ、これで表示できないようなメールはすっぱり諦める方が良いのかもしれない。少なくとも、出所不明なら読まないだろう(笑)*1
小ネタとしては、データのバックアップをメールソフト自体が行ってくれるのが珍しい。自分でバックアップするファイルを特定してコピーさせたりはしているが、オフィシャルな機能がついているのは楽。バックアップ頻度も設定できるし。ただ、既定では確認ダイアログを出してくるので、PCを落とそうとしたときに「処理待ち」で失敗してしまった。面倒なのでダイアログを出さないようにしたが、意外と設定メニューが見つからなかった。(設定ウィザードを使うと良かったのかもしれないが、設定メニューからたどった方が細かい設定が出来るので、個人的にはウィザードは使わないことが多い。)
最後に一言。カスペルスキーShurikenプラグインを持っていないのは納得いかない(笑)

*1:ビュアーにはパラメータ付きリンクは実行しない、とか器用な設定項目があるので、この辺で引っかかるのかもしれない。もしそうだとするとiTunesストアのメールの方が問題なのだが。